ヨハネスブルグの観光地としての評価は、未だ‘潜在的な魅力に富むが、まだ顕在化していない’段階といえます。市内には、近隣の競合都市と比べると、まだ観光の目玉となるスポットが多くないことがその理由に挙げられます。ヨハネスブルグには国内最大の空港がありますが、現在のところ、国内の他の都市を結ぶ空の中継地点としての利用が多いのが現状です。
しかし、ヨハネスブルグ国際空港Johannesburg International Airportは、この街の観光の有力な潜在資源です。空港からはアフリカ大陸の南に位置するほぼ全ての国への国際線、そして国内線が発着しています。国際線は、南極以外のすべての大陸から乗り入れる45の航空路線のハブ空港でもありますし、現状では南アフリカを訪れる観光客は必ずヨハネスブルグ空港に必ず立ち寄ることになります。このため街では、観光客を魅了するスポットを整備し、少なくとも数日を市内で過ごしてもらえるよう力を注いでいます。
市内にはこのほかにランドRand、グランド・セントラルGrand Central、ランセリアLanseria空港の小規模な空港があります。ランド空港、グランド・セントラル空港は小型のプライベートチャーター機の利用が主ですが、ランセリアにはボツワナ、ケープタウン、サン・シティとを結ぶ旅客機も発着します。
ヨーロッパ各国からは、ヨハネスブルグまでは10~12時間の旅で、夜間のフライトが便利です。アメリカ合衆国からは直行便で大抵15時間ほどです。
市内の交通
市内の公共交通機関を利用するのはかなり大変なので、もし個人で市内を観光するのであれば、レンタカーを借りるほうがよいでしょう。Avis、 Budget、 Hertz、 Imperial、Res Qなどの大手レンタカー会社の支店が市内にあります。
タクシーも市内観光には適した手段です。しかし、他所とは異なり、ヨハネスブルグではタクシーは街中を流していません。タクシー会社に電話し、呼ぶ必要があります。Roses Taxi や、 Good Hope Taxisなどが手ごろな料金でおすすめです。ミニバスも料金はタクシーほどではありませんが、乗り心地は値段に比例するとはいえません。シートベルトはしっかり締めておきましょう!
多少不便でも割安な交通手段をお探しだったら、Greyhound やIntercape等の大都市間バスのターミナルが、パークステーションPark Stationにあります。ステーションは国じゅうから到着する人々で非常に混雑していて、犯罪率も市内の他所よりも比較的高くなっています。バスに乗る人は、安全には特に注意を払ってください。
ブルートレインBlue Train や ロボスレイルRovos Railなどで、豪華な鉄道の旅をすることもできます。しかし鉄道は、ヨハネスブルグから南アフリカの諸都市へのルートが主で、市内の移動にはあまり重きをおいていません。空港からは、マジック・バス・シャトルでヨハネスブルグの北部郊外へ行くことができ、料金も一人12ドル、または95ラント程度です。